タコ部屋で圧倒的地獄の合コンに参加した話
それはとある夏。
友達に誘われた合コンのお話。
メンバーは4対4の合コンで相手は皆体育会系で筋肉隆々の3名とふくよか坊主頭が1人。
個室で行われたその合コン。その部屋はめっっちゃくちゃ狭く、少人数用のスペースに無理やり8人入れられたようでした。
しかもメンバーは上記のとおり、マッチョ&デブ×4と我々女性陣。
借金も背負っていないのにタコ部屋同然の個室にブチこまれた私たちは
ガタイのいい男性たちにぎっちぎちにサンドイッチされているので極限まで肩をすぼめ、
飯を取り分ければ肘がぶつかり、
テーブルのスペースがないため次々運ばれてくるご飯を平らげ、皿を減らさなければならないというフードファイト状態。
そんな状況下で女性らしさをアピールし、男性と恋仲になるという非常に過酷なイベントとなり果てていました。
借金を背負って地下労働施設にぶち込まれたカイジでもこんな状況はなかったはず。
普通の合コンだと思っていたのに・・。
そしてとどめにこの部屋は真夏真っ盛りでありながら全く空調がきかないのです。
おい、マッチョとデブ!代謝良すぎるからとりあえず汗かくのやめろ。
想像してください。時は真夏、空調はきかない、密度も高い、代謝のいい男性、これらがそろった部屋の温度、湿度はそれはもうひどいものでした。
ここが温室ならそれはそれは質のいいイチゴが育つことでしょう。
しかしここは合コン。男女の出会いと恋愛を生む場です。
そのはずが汗と湿度しか生まれていないという由々しき事態。
女性陣も汗をかき、化粧も落ちてきます。
わしらが何したっていうんや!
借金も背負っていない清廉潔白な身の上でなんだってこのタコ部屋に・・。
するとあまりの暑さにふくよか坊主が脱ぎ始めます。
決してB系などではないふくよか坊主の彼。
そのお姿は坊主、デブ、タンクトップ1枚。
山下清の登場です!
だれかーー!!
おむすび持ってきてーー!!!
まさかの裸の大将登場に心の中で突っ込みを入れる中
我々の部屋にとうとうメインが運ばれてきました。
それは鍋。
夏に、鍋。
先ほどお伝えしたとおり、お部屋の熱気伝わっているかと思います。
そこにもくもくと湯気の立つ鍋が運ばれ、このタコ部屋は一瞬でサウナと化しました。
圧倒的・・地獄・・・!!!
この灼熱地獄もう、耐えられない!!!
早々にお開きとなったこの飲みからもちろん何かが生まれることはありませんでした。
銀座のど真ん中で男と一戦交えた話
↑こんなん
恋人のお家に初訪問したら変態的な断捨離を見た話
初めて恋人の家に行くときってドキドキしますよね。
例にもれず私も緊張しながら初めて彼のお家に向かっていました。
「断捨離が趣味なんだよね!」
という彼。
自称断捨離好きにも関わらず、服装はシンプルとは真逆、前回のブログでご紹介した前世熱帯魚疑惑のカラフルな彼の続編です。
お部屋はさぞかしきれいなんだろうな。どんなインテリアなのかな?
いろいろ妄想しながらドアを開けるや否や感じる違和感。
異常にシンプルすぎる・・。程なくして違和感の正体に気づきました。
どこのご家庭にもあるあれがないのです。
私「ねぇ、カーテンどこいったの?」
彼「あ、いらないと思って断捨離した!」
カーテンを・・断捨離?
私の知る断捨離の定義は間違っているのか?
google先生にすかさず問いました。
断捨離=不要なものをすてること
- 断:入ってくるいらない物を断つ。
→いらないもの??
- 捨:家にずっとあるいらない物を捨てる。
→家にずっとあるしか当てはまらねぇ・・
- 離:物への執着から離れる。
→執着から離れすぎてもはや解脱状態だよ。悟りの境地や!!
ポクチーン
カーテンを捨てる、という人知を逸脱した所業を繰り出し、悟りの世界へ行かれた彼、いや、先生にありがたい教えを問うていただくこととしました。
弟子(私)「なぜ・・カーテンを??」
先生「断捨離を進めていったらカーテンに目が止まって、ふといらないんじゃないかな?と思って」
弟子「捨ててみての生活はいかがですか?」
先生「冬寒いし、夏熱いし、最悪だよ。」
わかりますわかります。先生!!それも悟りへの一歩。修行の一環なんですよね。
弟子「買いなおさないの?」
先生「うん、それ以外は不自由ないし、いらない。高いし。」
おいおい稼いでるのにドケチかよ・・・。
じゃなくて一番の不自由が温度調節のところだと思うんだけど、それをもろともしない先生。
そこにシビれる!あこがれるゥ!
とはもちろんなりません。
そして季節は初夏。ケチなので冷房もつけてくれません。
あちーよ。
本意ではありませんが、やむなくその日はカーテン断捨離生活に弟子入りすることに。
そして翌朝。私はさわやかな朝の陽ざしで目覚めます。
時間は朝四時すぎ・・。
そう、カーテンがないため日を遮るものがなく直射日光をもろに浴びる形で目覚めます。まぶしすぎて二度寝もできないくらいです。
わかりました先生、これは朝の修行のためですね。
悟りへの一歩、修行の朝は早い。さぁ修行に向かいましょう!
と先生を見るとそれは見事な爆睡!!
先生がおっしゃっていたカーテン断捨離による不自由さ、弟子はもう一つ見つけましたよ・・。
弟子は悟りへの道を拓けそうにありません。もう、一生こねぇよ・・。
ということでカーテンがない生活の不便さ、皆さんに感じていただけたことと思います。あれ、これなに伝えたかったんだっけ?