キモ男界の超新星。テラハ社長のキモさの大暴走がすごい
★このブログはテラスハウス 新東京編 36話までのネタバレを含みます。
ネタバレしたくない方はテラハを見てからまたぜひ読みに来てください。
テラハを見る予定のない方も社長のキモさは楽しいと思うのでぜひ読んでいただけると嬉しいです。
あくまで個人の感想です。
だれまくっていて、過去どのテラハよりもつまらなかった新東京編に突然現れた超新星。
その名も社長。
退職代行サービスEXITを立ち上げた社長であるため、そのままあだ名が社長となった彼。
見た目はキンコン西野に砂をぶっかけてサラダ油をまぶしたみたいな顔をしており、一般的にはまぁイケメンである。
初登場34話からの2話で彼は肉食系としての存在感を見せつけ、自分から動かず棒立ちしているばかりの出演者をかき回した上、愛すべき面白キモキャラとしての立場を確立した。
はずだったのだが…
出演から3話となる今回。
彼のキモさが大暴走を始めた。
面白い、だけでは済まなくなってきたのである。
前回までは
・まだ会った事のない巨乳で可愛いという前情報の新メンバー(夢ちゃん)にどうしてもサシで会いたいがために、仕事のフリをして帰宅が夜遅い彼女をリビングで待ち伏せ
・コロナのような瓶ビールを夢ちゃんに渡し、自分にも一口と要求。初対面数十分で間接キスに持ち込む濃厚接触
・社長の恋のライバルが夢ちゃんをデートに誘うため、別部屋に移動したら後をつけ、部屋の外で立ち聞き&待ち伏せ。からの夢ちゃん退出後即ライバルよりも早い日程でデート誘う
・夢ちゃんをデートに誘えたことに歓喜し、興奮からどうしても腹筋がしたいという欲求が抑えきれず、夢ちゃんに足を支えさせながらの突然の腹筋。
「あーいい感じ。あー!!きもちぃっ!!」
と、なぜか腹筋しながら速攻イくという童貞もびっくりの謎の早漏オ○ニーを世界中に披露。
という奇怪な行動もキモさより面白さが勝ち、ウケる〜〜でまとめられていた。
しかしそれらはまだまだ社長のキモさにおいては浅瀬。
今話からキモさの沼に引き摺り込まれていくこととなるとは我々は予想もしなかった…
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腹筋で一人昇天しながら誘ったデートから始まった今回。
赤い車で颯爽と登場。
赤色というチョイスがまた社長らしい。
「車で迎えに来てもらったの初めて」という夢ちゃんに
「バージン奪ったね」
これを笑わずに言える社長のメンタルの強さ。
さすがこれくらいの胆力がないと社長は務まらないことを我々一般ピーポーにひしひしと感じさせてくれる。
レインボーブリッジを車で渡り
「あんま通ったことないかも」
と言う夢ちゃんに対し
「レインボーブリッジバージン奪えてよかった」
とまたも繰り出す社長。
さすがこれくらい笑わずに言える胆力がないと社長は務まら(以下略
しかし夢ちゃんは「あんま通ったことない」といっていたので、おそらくバージンではない。
バージンという単語をどうしてと使いたいがために冷静な判断力を欠いてしまった社長。
これは社長という役職らしからぬ失態である。
しかし本領はここから。
舞台はもうすぐクリスマスの時期。
社長はJo Maroneのリップを夢ちゃんにサプライズプレゼントする。
ジョーマローンといえば女性に人気の鉄板ブランド。さすが社長、チョイスは外さない。
これが一国の主、社長の仕事っぷりである。
しかし社長。
「このリップクリームを塗ってあげる」と突然夢ちゃんの唇に指を使ってそりゃあもうリップクリームを満遍なく塗りたくり始めたのである。
「めちゃくちゃ潤うらしいから!」「これめちゃくちゃ潤うらしいから」などと繰り返し、どうにか塗ろうとするその姿は社長という肩書のスマートさはなく、「一回だけやらせて!」「先っぽ!先っぽだけだから!」とゴリ押しするクソ男を若干彷彿とさせた。
私のような面倒な女だと、「その指、トイレ行ってち○こ触った後洗ったんだろうな?!?!」と心の中でバチギレてしまいそうなものだが、さすがくるものは一旦全て受け入れる優しい夢ちゃん。冷静にされるがままである。
あまりの量と雑さに、夢ちゃんの唇は天ぷらを箸を使わず貪り食った人かのような、てろってろの油塗れの唇に…
と思いきや突然社長がその唇にキスをかましたのである。
出会ってまだ数日
一回一緒にランチに行ったくらいの関係。
衝撃の出来事である。
その姿はまるでリップクリームを吸い取る妖怪。
いや、しかし社長はきっと仕事のできる男。
社長の唇の分まで見越して多めにリップクリームを塗っていたに違いない。
うーん無駄のない仕事っぷり。
これが社長が社長たるゆえんである。
しかし私は知っている。
今回社長がプレゼントしたリップは
指ですくわなければならないこのジャータイプ。
だが、ジョマロにはこのように
直接唇にぬれるタイプも売っているのである。
おそらく社長はプレゼントを選ぶ際、どちらのリップにするか考えたであろう。つまりジャータイプを選んだプレゼント購入時点で「あえて指で塗り」キスをするという流れを計画していたのではないだろうか。
つまり社長のキモさはプレゼントを選ぶジョマロの店舗内から始まっていたのである。
そう、品を選び、店員さんにクレジットカードを切るその瞬間までが社長にとってのキスの前戯のようなものだったのだ。
気になる女性に足を抑えてもらうだけで、腹筋しながら昇天できるしみけんもびっくりのポテンシャルがある彼なので店内で一回くらいイッてしまっていてももはや驚きはしない。
本当におそろしい男である。
前々回は夢ちゃんのビールを一口くれと、瓶の口を丸ごと唇で包み込み、吸い取っていた社長。
今回は丸々唇が吸い取られることとなった。
徐々に吸い取る面積を増やしている社長。
次は夢ちゃんを頭から吸いとるなどという地球外生命体かのような展開にならないかが心配でたまらない。
おまけに家では頼んでもいないのに社長が食べていたキウイを「当然食うよな?」とばかりに夢ちゃんにあーんさせるという暴挙。
これは恋愛におけるアピールの一つなのか?ただ前のめりに彼氏彼女的な振る舞いをしたくて無理やり食べさせたのか?よくわからないが、半分に切ったキウイからすくうスタイルの食べ方だったので、あれが社長の唾液にまみれたキウイであることだけは間違いない。
しかしこの濃厚接触のラッシュ。
これが今のコロナの時期なら計画に移せなかったor断られていた可能性もある。
時運に助けられるあたりもさすが一社の舵をきる社長。持っているのである。
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ここからまだまだキモさのラッシュを被せてくるのが社長。
後日、同じく夢ちゃんのことが気になっているしおん(男)を牽制するため、マウンティングを繰り出すのである。
「事件が起きて〜」→受け身で言うな。お前が起こしたやつなキモ
「まぁキスをしたっていう」→お前が強制的になキモ
「まぁ拒否られなかったっていう」→拒否る隙なかっただろキモ
一社の長である社長でありながら、社会人の基礎である正しいホウレンソウができていない。
自分バイアスキモのかかりまくったキモキモ報告でキモマウントを取るキモ姿はキモ今までのようにはキモ笑えないキモさがキモあったキモキモキモ。
あ、ごめんなさい。キモさが溢れ出てしまいました。
勝手に自分で話を進めて、断られなかったからか「70%はいける!」と勘違いしているその姿に、一方的で強引な男はこうやって勝手に恋を進めていくのか…という学びがありました。
断る隙がなかったうえに、勝手に一人でストーリーを進めているという事実が見えておらず「拒否されなかった」という点だけをこうもポジティブに80倍くらいに膨らませて解釈していくのかと。
あの咄嗟のキスを避けられるのはボクシングのカウンターパンチを避けるくらいの俊敏さが求められるのでは。
しかしこの恋の行方は、神様がきちんと社長にお告げしてくれていましたね。
初詣に行き小吉を引いた社長のおみくじの内容は
「なんとかなりそうなのになかなか進展しない」
社長にはこの神様からのメッセージをしっかりと噛み砕いて理解し、行動に移してもらいたい。
夢ちゃんみたいな「くるものはとりあえず事なかれ主義でこばなないけど実際心の中では色々考えてる、一見表向きは押しに弱そうな女の子」は社長のようなゴリゴリ肉食系が「いける!」と勘違いして突っ込んでくるタイプなのである意味テラハ上の展開としては最高の相性。
今回も夢ちゃんが、されるがままではあるものの別に好意を抱いているわけではないのがまた今後の展開に面白さを加えてくれそうなので期待である。
早く火曜日にな〜れ☆
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