男性見聞録

大和撫子とは対極にいる独身こじらせアラサーやまとなでし子の徒然クソ日記。合コン、婚活、過去出会った世にも不思議な男性達、日常についての備忘録。

イヤイヤ期、まじ無理ゲー

「イヤイヤ期」


子育てを経験した方は経験した方はもちろん、そうでない方も耳にしたことがあるのではないでしょうか?

親にされるがままだった赤ちゃんに自我が備わり、なんでもかんでもイヤイヤ!と自己主張をし始めることで物事がスムーズに進まなくなる。

 

私自身そんな認識でいたのですが、我が子が1歳半になるころから実際にイヤイヤ期が始まり、これが想像していたより注文が細かすぎてまじ無理ゲー。


なにがきついって子供はまだまともに話せないのに、こだわりだけはものすっっっごく細かいんですよ。話せたとしても「こまけーーな!!」ってなるこだわりを、相手は伝える術がないからこっちはあれやこれや考えて察しなくてはいけない。
でもって少しでも間違えるとギャン泣きブチギレ。


アイマスクした状態で針の穴に糸をとおしてください!ただし間違えたらフルボッコな☆


みたいな難問がまいにちそこらに突然転がってるんですね。


しかもこっちが油断してるのに「突然ですがここでクイズです!」とばかりに始まるんですよ。もうわけわかめ
でもね、答えがわかるとこだわりが意味わからなすぎて笑っちゃうんですよね。

 

えーーそれがやりたくて怒ってたの?

 

みたいな。

そんな私の笑ってしまったイヤイヤ期の片鱗を皆様にお裾分けしたいと思います。

 

 

●バナナへのこだわり

これは結構有名なのではないでしょうか。まだ上手にバナナを向けない幼児。

気を遣ってバナナのてっぺんの棒をパキッと折って渡すと

「わたしは!!!そこを!自分で!!折りたかったのぉぉぉおぉーーーー!!!」

と恋人との今生の別れかよってくらい泣き崩れる。

 

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このバナナの1ポキにはそれくらいの悲しみが詰まっているらしい。


●猫じゃらしほしい


道端の猫じゃらしをたくさんつんで私がもってたんですよ。
ふと思い出したのかそれをくれと主張してきたので、一本渡したところ「違う!!」とぶん投げられる猫じゃらし。
「???猫じゃらしが欲しいんだよね???」
頷く我が子。

正解はーーー!!


一本だけ葉っぱがついてる猫じゃらしが欲しい!
でしたーーー!!!

 

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そんな細かいところよく見てるな…と感心してしまったのでした。

 


●ぴょ!ぴょ!きゃんでー!!


ラーメン注文したんです。
「ぴょ!ぴょ!きゃんでー!!」「あい!!あい!!」
と叫んで早くしろ!!と主張しだしたんです。
なんだと思います?

 

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ラーメンに載ってたナルト🍥を絵本で見たペロペロキャンディだと思って、それを早く私に寄越せと待ちきれず怒ってたんですねー。

 

なるほど〜。割とこれは難易度低め〜。サービス問題じゃん!ラッキー🤞

 

 


●母の触れたところは汚れ

 

子供はすぐ汚すのでお口を拭いたり、体をはらったり。はたまたかわいいねぇと頭を撫でることもあります。しかしお子様の気分がのらない時にそれをやるともう怒髪天


私の触った箇所をぐぬぬと引っ張りながら

 

「なーーーーーーーーい!!!!!」(やめろ!!なんてことしてくれた!の意)

 

と触れた箇所を引きちぎろうとします。

 

顔ならほっぺの肉、頭なら髪の毛。

もはや自傷行為で自分が辛くない?と思うのですが、母が触った箇所は、穢れ!呪われた部位!汚れ!!とばかりに自分の体から引き離そうとします。

 

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ですので「うん、ないないね〜」と言いながら、該当箇所を手で払って浄化すると落ち着くことがわかりました。

それでいいのかよ。ある意味簡単。


●コップ


大人が使っているものに憧れがあるんでしょう。私が使っているグラスで牛乳が飲みたいという欲求を感知。

同じグラスを戸棚から出して牛乳を注ぐとグラスをひっくり返しそうになる程お怒りに。


そう、「母の使いかけのグラス」が良かったんですね〜。

 

先ほどまでは母の触れた箇所は汚ねぇ!とばかりにバチギレていたけれど、飲みかけのグラスは問題ないそうです。


衛生観念の基準がわかりかねますが、中に入っていた私の飲みかけの麦茶を移し替え、牛乳を注ぐと非常にご満足いただくことができました。
わたくしども従業員一同もひと安心です。


●親は下民


その他にもダンスをしていらっしゃったので一緒に踊ったところ「お前は踊るな!」
歌を歌ってらしたので一緒に歌ったところ「誰が歌っていいといった?お前のせいで歌う気分ではなくなった。やめる」
許可なく同じことをしていい身分ではないのが私たち親なのです。


●芋虫を触れ


王の言うことは絶対です。芋虫を発見した瞬間、近くにあった葉っぱをむしり「これで芋虫をツンツンしろ」と命じられました。
わたくしも下民といえど意思はあります。芋虫は大嫌いです。
話をそらしてその場から立ち去ろうとしたのですが、地面に転がりながら「ツンツン〜〜(して〜!)」と泣き崩れあそばせましたので、抱えて立ち去りました。
愛があってもできないことはあります。

 


そんな感じで「着替えない」「オムツ替えを嫌がる」くらいの日常のいやいやかとおもいきや、飛び道具のようなこだわりとイヤイヤが毎日繰り出され笑ってしまう毎日です。

 

突拍子もないイヤイヤをご経験された方、おりましたらぜひ教えてください。