京都タワーをラブホに変えたテラハ社長のキスへの情熱
※このブログはテラスハウス 新東京編37話のネタバレを含みます。
ネタバレをしたくない方は本編を見てからぜひまた読みに来てください。
この性欲暴走機関車っぷり、テラハを見てない方にも伝わりやすいように書いた(つもり)なのでぜひ読んでください。
また、全てあくまで個人の感想です。
テラハ社長ってだれやねん??って方はまずこちらを
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これはもう次のデートで付き合いまっせ⤴︎⤴︎マジ卍状態の花と快が水族館デートに行くと言う話を聞きつけ、「俺もジョインする!(狙っている)夢とダブルデートしよう!」と、コバンザメ と化した社長。
コバンザメはコバンザメらしく、主となる魚に張り付いてりゃいいものの、突然「泊まりで行こう!」と前代未聞のコバンザメがデカイサメに様変わりし、一泊二日京都水族館旅行へと勝手に行き先を変更しだしたところから始まる。
水族館を泊まりってなかなかに無理がある。
おそらくどう泊まりに持ち込むか、Google先生あたりに「水族館 泊まり カップル」とでも検索したに違いない。
結果、万能なGoogle先生は「そうだ。京都へいこう」を導きだし、社長がジョインどころかイニシアチブをとりだすことに。
花快は二人っきりでデートして告白💕お付き合い💕という流れを考えていただろうに。悲劇。
突如泊まりに変更されてしまったたため、快が
「本業がまだまだうまく行ってない自分が今旅行に時間を割くべきではない。お金も余裕もない」と遠回しに断るも
「金は俺が出す。二人の予定にぶっ込んだから払うつもりだった」
と金で頬を叩き出す社長。
金出さなくていいからブッこまないでくれよ…と思いながら視聴者は見守っていると、
「旅行で恋愛を白黒はっきりさせてからのが本業に打ち込めるのでは?」と畳み掛ける。
元々次のデートで白黒はっきりするつもりだったんだから、旅行である必要性が全然見えない提案だな…と画面を引っぱたきたい気持ちを抑えながら引き続き見守る。
「旅行に行かないと本業についても悩む時間が増えるだけ。水族館でリフレッシュしろ」とダメ押しの一手。
水族館でリフレッシュできるなら別に泊まりじゃなくていい。旅行に行かなければネタ作りに時間を使えるかもしれない上に、行けば「こんなことに時間使っていていいのか?」という悩みに変わるだけ。
お泊りという目的のために、乱入した立場を一切忘れゴリゴリに畳み掛ける社長。
画面に目潰ししたい気持ちをラマーズ法でどうにか沈めていると…
快「…行くか」
ズコーーーーーッ!!行くんかーーい!!
目的のために相手の状況を一切配慮せず、強引な力技でお泊まりへと持っていったのである。(相手のことを考えているつもりでこれならロジックが破綻しすぎでやばい)
その力強い姿はまるで見るに耐えない具現化した性欲のようであった。
そして下心しかないお泊まりの旅がスタートする。
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京都についた瞬間から今回もキモさがエクスプロージョンしだす。
新幹線に乗り、時速285キロの速さで京都に舞い降りた性欲はブラックジャックを彷彿とさせる肩掛けコートで水族館に登場した。
強風!!吹け!!コートふっとばしちまえ!!!と強い気持ちで念ずるも願い叶わず。
どういう計算なのか理解不能だが、前回の社長の目算では70%の確率で付き合える!と見込んでいるため、ここからは夢とどういちゃつくかしか頭にないスーパー性欲中2モード状態に。
・イルカショー中はイルカそっちのけで夢に耳打ち。
・夕食時、同じテーブルで花と快が真面目な話をしているのに全く聞く気がなく夢にちょっかいをだしていちゃつく。
・下心丸出しで「花快を二人にさせて二人きりになろう」と提案し、夢に(勝手にデートにジョインしたんだから)「二人にさせてあげよう」と言いなおされる。
・宿で1つの部屋に無理やり布団を敷いて、男女四人で寝ようと提案
・冗談とはいえ女子が入った風呂の水は抜かずに残しておけとしつこく提案。
ジョインした立場ということはそっちのけで我を通すその様子は性欲に脳味噌を支配された中学生のようで見ていられなかった。
その後、目論見通りに夢と京都タワーで二人きりになることに成功した社長。
薄暗い中で2人きりというシチュエーションに欲望が大爆発し、どうにかキスがしたいという欲求が止められなくなる。
「こっちむいて」
「目つぶって」
「ねぇ目つぶってこっちむいて」
「何もしないから」
夢ちゃんに「やだ、むりむりむり
むりー」と全力で拒否されているにもかかわらず
「頼むから」
「普通に」
「お願い」
「目つぶって、何もしない」
と引き続きゴリ押しし、何もしないという約束を秒で反故にして無理やりキスしようとして拒絶されると、社長のきもさの真骨頂が発揮される。
「え、クリスマスの時(キス)したじゃん?」
私は恐れ慄いた。
「社長自ら」「同意もなく」「突然にした」「避けることも難しいキス」を、「キスした」という事実だけ切り取り、ここまでのゴリ押ししたり、7割いけるという自信の糧にしていたのである。
なんという認知の歪み…
というか、今この場で断られてるのに「あの時したじゃん?」で通そうとするの、死ぬほどダサくないですか?
家まできたのになんでやらせてくれないんだよ?!家に一度入れてくれたんだからOKってことだろ??!
と勝手にブチギレているクソ男のよう…
おまけに二人のいる京都タワーの青や赤のネオンがぼんやりと薄暗やみを照らす空間が社長のとめどない性欲のせいで、まるでラブホに見えてきてしまうという副産物付き。
京都のシンボルを一気に下世話なラブホに変えてくれるあぶらぎった目つきとギラついた行動。
あのままいったら京都タワーの展望台部分が回転ベッドばりに回り始めてしまっていたかもしれない。
「クリスマスの時は急にきたから(避けられなかった)」と夢ちゃんが真実を告げたにも関わらず、
まだその後も「クリスマスの時したのに?拒否ってないよね?Why??」と発言は一切頭に入っていない様子。
もうね。本当に気持ち悪い。キモいじゃなくて気持ち悪い。
ところで今回、社長は何度キスという発言をしただろうか。
交通調査員を社長の前に座らせてカウントしてほしいくらい、キスという発言の連呼。
全ての行動が自分の欲求(キス)のため。
そして全ての認知が自分に都合よく歪められている。
キス一点にこだわりすぎて、相手の気持ちの機敏やタイミングは全て無視。
自分が今すぐキスしたい!
それだけ。
そんなふうに見えてしまいました。
キスしたら全てうまくいくよ☆ミ
とでも前回のおみくじに書いてあったのだろうか。
それとも前世はヒルなのか?
もしくは自分の中に恋愛のセオリーがあって、キスをクリアしないと次のステージに進めないという強迫観念でもあるのだろうか。
そうでないと説明がつかないくらいキスに固執しすぎだと思う。
相手に好きになってもらうための行動や心配りや、お互いの気持ちを少しずつ確かめ合うこととか、相手の気持ちを想像して配慮しながら行動に移すだとか、そういう恋愛の細やかなステップを全部疎かにしてキスに飛び級しようとしている。
それこそWhy??
とりあえずブラックジャックに、キスの欲求を司る脳の箇所を取り除く手術をしてもらったくらいが丁度いいと思う…
おまけに旅行になったせいで花と快の気持ちがすれ違ってしまった…(お礼を言わないとか快の態度に自業自得なとこはあるが)
今のところ社長のいいところは金払いとホテルのチョイスだけ。
ちょっと本気で笑えなくなってしまった。
どうにか次回挽回して欲しい。
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