恋愛を白黒で考える男性脳とグレーが占める女性脳の違い〜テラスハウス考察〜
★このブログはテラスハウス42話のネタバレを含みます。
テラハを見ていなくても恋話好きな方はぜひ♡
以前のテラハブログはこちら↓
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好意がキモいフェーズに入るであろう夢ちゃん
意中の相手、夢ちゃんにとうとう告白した社長。
しかし視聴者全員がおおかた予想したであろう展開「保留」を食らうことに。
「好きは好きだけど付き合うまでの好きじゃない」
ここで女性の方々には胸に手を当てて記憶を呼び起こして欲しいのです。
…はい。思い出しましたか?
そう、これ絶対好きにならないやつ!!!
優しいし、自分を好きでいてくれるし、条件は最高だからこの人を好きになれたらきっと幸せなんだろうな〜と思いながら、デートを重ねるものの全然好きになれないどころか、会うたびに付き合うことへのプレッシャーに押しつぶされそうになり、なぜだかどんどん嫌なとこばかり見えて無理になっていくやーつ。
好意が気持ち悪くなり、いい人がどうでもいい人になってしまう、特に婚活でありがちな女性あるあるの展開。
でもここでめげないのが社長が社長たる所以。
「好きは好き」
のフレーズにのみフォーカスを当て、
「好きのファーストステップね」
「無理だったらノーだもんね?北海道こないもんね?」
とスーパーポジティブに解釈し始めたため、「うん」以外の語彙力を失った夢ちゃんの姿がそこに。
夢ちゃんの場合、好きの100ステップくらいまでいかないと付き合えなそうな、香川の金刀比羅宮ばりのゴールが見えない階段が待ち構えていそうですが…
(ちなみにこんぴらさんは1368段)
というか男性は論理的だからすぐイエスかノーの二択で考えるんでしょうけど、女子の恋愛感情はイエスと本気で無理なノーと、押されたらまぁわかんないなー…うーん嫌いではないなーの幅の広いもやっとしたグレーがあって、そのグレーをイエスにするには先ほどの好きになれたら〜の話の如くなかなか難しいんですよね。
恋愛において男性は能動的な場面が多いので誘うのにも「落としたい」「ヤレそう」など明確な理由があって行動に移すからそう思うんでしょうけど、女性は受動的な場面が多いので
なんとなく誘われたからいく。
なんとなく暇だからいく。
なんとなく嫌いではないからいく。
と、好き嫌いだとかはっきりとした理由なく行動に移すことも多々あるんですよね。
旅行いくのはやりすぎだとは思いますが、嫌いではないし〜と特に行ったことに大きな理由がなかったのが今回の北海道なんだと思います。
よく男性が「デートに何回も来てくれたのに!」「クリスマスデート来てくれたのに」絶対いけるとおもったのになぜフラれたのかかわからない。思わせぶりだ!
と、言っているやつの原因はこれかなぁと。
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フラれた直後にツーショットを撮れるアスリートばりのメンタルの強さ
フラれた後なぜかおもむろにツーショット自撮りを撮り出した社長。
自分のフラれた姿を記念に残せるそのメンタルの強さは視聴者を震撼させました。
にしてもフった直後の男に写真を撮られるって、女側はどんな顔したらいいのかわからなくないですか?
私ならiPhoneの記録に自分の顔を無闇に残したくねぇ〜と思ってしまうのですが。
そして夢ちゃんは社長がトイレに行った隙にお会計を済ませるという百点満点の守りの固さ。
これが押しに弱い、流れに流されると言っていた女性の本気のディフェンス。
全然自分で試合の流れを作っている。
社長が「完全復活!!」と戻ってきたものの復活の矛先をむけるフィールドはなく、気づかぬうちにゲームセットとなっていたのでした。
合掌。
宿に着いた後もアディショナルタイムとばかりに「とりあえず一緒に寝よう」とワンチャン狙ったものの即断られ、翌日「なにもしてないよね?!」と強めに疑われるという信用のなさ。
夜が始まって以降、「こっからがショータイムだから!」と頻繁にアピっていた社長でしたが
「一人の男が酒の力で女とどうにかなろうとしたものの撃沈」という喜劇のショータイムは幕を閉じたのでした。
んん?わたしら、何のショー見せられてんの?
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酒豪こそ至高の痛いイキりアピールは大学生のうちに卒業すべし
にしても社長、34歳に見合わないイキッた痛い大学生みたいな言動が多すぎじゃないですか?
まず、気持ちが顔に出過ぎ。特に嫉妬している時。
周囲には余裕を見せるような発言をするのに、真逆の本音が顔に出すぎてわかりやすい。
「飲もうぜ」「余裕っしょ」「(飲みすぎて)アルコールで死んだわ〜」「トイレで出してくる!上じゃない!下から」(吐くわけじゃないアピール)
と、酒がたくさん飲めることやどれだけ飲んだかを誇示することにステータスを感じている。
その実、酒は飲めない。笑
北海道もボトル1本を二人で空けたかのように周囲に吹聴していたものの、実際は夢がほとんど飲み、当人は水を飲んでいたという。
世間一般ではこういう素養を持ったタイプは一度大学生のうちにやらかして痛い思いをしてイキリフェーズを終えるものと思うのですが、中身が永遠の大学生なのか、それともその機会がなく遅咲きの社会人デビューなのか。
恋に一直線で素直なので好きになれたらおそらく最高の彼氏なのですが、逆にどんな扱いをしても起き上がりこぼしのように立ち上がってひたすら愛情表現してくれる上に金払いがいいので、悪い女と親和性が高く、めちゃくちゃ都合のいいように使われそうで今後が心配になってしまいました。
気をつけてね社長。
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押しに弱い夢ちゃんが押し始めた夜
夢ちゃんは前回ジャブを入れていたレオとも飲みに行くのですが、社長の時には見られないような言動がいくつも見られ、完全にレオに気持ちが動いているのが見て取れました。
例えば社長とレオを暗に比較したレオ上げ。
レオとの日中デートが決まった後「昼間のデートっていいよね」
→社長は旅行以外、健全な一日デートはなし
「レオくんと飲んでみたかった。めっちゃお酒飲めるでしょ?」
結果二人でボトル2本空ける
→社長は「飲もうぜ!」という割にお酒が弱く、飲ませるばかりで北海道でもボトル1本を夢がほとんど飲むことに
「色が黒い人好き♡」
→社長は色白
「お酒飲める人いいよね!社長弱すぎてやばいww」
→もはや直接ディス
と、心の比重が社長<<<レオになっているのが溢れ出るかのようでした。
また、レオに社長の告白についてつっこまれると
「今は付き合えないと言った」
と、本当は保留にしていたのに、レオにテイクチャンスするため完全に終わらせたていで報告。
次のデートの約束も自ら日程を提案したり、暗にレオがタイプだと発言したり能動的。
夜も遅くなりそろそろ家に戻るかとレオが促した時も
夢「戻る?」
レオ「戻りたくないの?」
夢「…うん。うそうそ」
と今まで見たこともない湿っぽい応酬が。
山ちゃんはこれを「レオが夢の手玉にとられている場面」と分析していましたが、私には真逆に見えました。
夢はすでに気持ちが持ってかれているから、レオのジャブに対して「まだ一緒にいたい」という本音が漏れ出ただけ。
特に仕掛けたわけではなく、帰らないコースを匂わされてただレオの掌に転がされていただけではないかなと。
これテラハじゃなかったら多分そのまま持ち帰れてたのでは?
社長がどんなに頑張っても、秒でレオに持ってかれてしまうという努力が通用しない恋愛の諸行無常っぷり。
最初から恋愛対象になるか否か、出会った瞬間に答えが出てたやつなんでしょうね。
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そして帰宅後、さらに社長にとって分の悪い出来事が。
みんなでテラハを鑑賞するのですがそれがまさかの伝説のビンスイの回。
スタジオに悲鳴が響き渡る自分の姿を見なくてはならない上に、そこには意中の相手どころか恋のライバルレオもいるという超アウェーゲーム。
そして夢にとっては社長への気持ち低下ののダメ押しに。
女性って周囲の評価を気にする人が多いので、外野から酷評された時点ですでに相当気持ちがないともう無理だと思うんですよ。
合コンでもちょっといいな〜と思った相手を友達に酷評されたりすると一気に気持ちが萎えた経験ありませんか?
その上他に気になる男も出来てしまったらそこからはレオと比較して、喋っても座っても息してても何しても気持ち悪く見えて来るフェーズに入ると思うんですよね。
その気持ちが見て取れたのが、あだ名のくだり。
社長は夢に「トシ君」と呼んで欲しいと何度もしつこくお願いしているのですが、それに対しての反応が
以前は笑いながら「恥ずかしいから無理〜♡」という感じだったのですが、
このテラハオンエアを見た後は
「無理」
で、ぶった切られ終了。
そもそも少しでも好きな相手だったら、周りが社長としか呼んでないから恥ずかしいという発想にはならない。
逆に自分だけ周囲とは違う呼び方を使うことで仲を深めて恋人っぽさをアピールしたりすると思うんですよね。
つまりもう完全に異性としては見れてないんだなぁという…
これからはレオと夢が仲良くなっていく様子を社長が嫉妬に狂った目で見つめ続けるショータイムが始まるのでしょうか。
社長ファンとしては楽しみです。
ロンモンロウちゃんかわいい。
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