男性見聞録

大和撫子とは対極にいる独身こじらせアラサーやまとなでし子の徒然クソ日記。合コン、婚活、過去出会った世にも不思議な男性達、日常についての備忘録。

婚活パーティーで出会った男に一生ラーメン生活を命じられた話。

それは婚活パーティーでマッチングした男。

特段この人!という人はいなかったものの、書いたらカップル成立した男性でした。

ビルの外で男性が待ち、番号交換をするスタイル。

 

会った瞬間思ったのは、「背が…低い…」

 

座って話すスタイルの婚活パーティーでは並んで立つことがなく、相手の身長がわからないのです。まさにパーティあるある。

 

まぁそれはいい。それはいいんだけど会うや否や

 

「行こうか!」

 

 

え、どこに?ピリオドの向こうに??

 

そのままなぜか飲みに行くことが決定しており、流されるままに飲み屋へ引き込まれる私。

 

色々話してみたものの悪い人ではないけど私のタイプではないなぁ…

と判断した結果、嫌われることに注力したトークをマシンガンで畳み掛けるように展開しようと考えました。

 

「私まじで性格クソ悪いんですよ〜。

美容院とかで話しかけられたくないんですよね。気を使うじゃないですか〜。なんでこっちが金払ってんのに気を使って話さなきゃいけないんだ?って思うんですよ〜。特にシャンプーの時こそ話しかけられたくないんですよね。顔にガーゼ乗せて話してるとガーゼズレるじゃないですか。すると段々と絶妙に顔が出てくるじゃないですか。しかも気を使って話さなきゃじゃないですか。三重苦ですよ。これは。」

 

「マジ話しかけんなってオーラ出しまくりながら雑誌読むんですけど、あいつら記事覗いてそのページの内容から話展開してくるじゃないですか。いやだから読んでんだよ!!!ってなりません?え?ならない?いや、なるんですよ私は。」

 

「あとね、ラーメン大好きなんですよ。一人で食べに行きますね。人に見られようが男ばかりの店に華を添えてやってんだよ!感謝しろ!くらいのスタンスで行きますね。 」

 

等といった偏った持論銃弾をこれでもかと連射し、ヤベーやつ感を演出したつもりでした。

 

 

が、帰り際にライン交換の申し出。

 

まじか…マシンガンの銃弾、まだ足りなかったか…

 

ここは穏便にと渋々ラインは交換。

 

「またご飯行こうよ!ライン既読無視とかやめてよー!」

 

 

女子ならわかっていただけるでしょうか。

既読無視やめて、等のコメントが発せられるとより気持ちがクールダウンしてしまうこの現象。

 

「ふふ。またね!」

 

その後ご飯の誘いが来たのですがご希望通り既読無視はやめようと思い、遠回しに「しばらく忙しいのでごめんなさい。また機会があれば。」と返信しました。

 

すると返信が。

 

「嫌なら嫌って言えばいいのに。なにその言い方〜。もう誘わないので安心してくださ〜い!」

 

OH....。

 

なかなかの衝撃である。

これ、お断り定型文ちゃうんか?

さすがに大人げないこの年上男性に一言物申したく、私も大人げなく応戦。

 

 

「直接的にお断りすると申し訳ないかなと婉曲な表現を使ったつもりなんですが、私の気遣いは不要だったようですね。では。」

 

 

チロリン

 

受信したラインを見ると

 

 

「はいは〜い!一生ラーメンでも食ってなさーい!!」

 

 

たまにいますけど、振られるとこういう捨て台詞を吐く人はなんなんでしょう。

 

この人にしなくてよかった。という自分の判断を確信に変えさせてくれるだけなのですが、こいつと結ばれるくらいなら一生ラーメン食って痛風になって死ぬ事を選ぶな…

 

というかこのライン来た時、友達と中本でラーメン食べていたので

 

「もう食ってるわwwwww」

 

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と思いながらそっとラインを削除しました。

 

今日も地雷を避けながら我ら婚活女子は戦場に挑む。

 

 

 

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婚活疲労症候群 なんでこんなにツライのか?

婚活疲労症候群 なんでこんなにツライのか?

 


 

 

今までで一番頭がおかしいと思ったデートの話

「明日、朝から空いてる?」

 

突然の電話で決まったその約束により、朝6時の早朝から都内某所に集合させられた私。

 

「部署の人が異動するから送別会をするんだけど、生態が謎だといつもいじられているんだ。送別の出し物にこの人の生態を暴くドキュメンタリー映像を作ろうと思う。男一人だと怪しまれるから付き合って。」

 

どこから突っ込んでいいものか。

 

どこの誰かも知らない男性の生態を暴くべく、見知らぬ土地のマンション近くで張り込みをすることになった私。

 

勤めている業種的にまぁ納得できなくはない送別内容ではあるが、さすがに未だかつてない斬新なデートプランには動揺を隠せない。

 

「こっそり生態を暴くドッキリだから、見つからないようにしなきゃいけない。女の子といた方が怪しくないしね。朝早くから協力してもらってありがとうね。」

 

ちなみにこの相手、このブログの男である。

 

 

恋人のファッションは変えられると思っているなめた人々に捧ぐ実録 - 男性見聞録

 

 

つまりその日のファッションもとてもカラフル。

鮮やかなスカイブルーのポロシャツにピンク色のインナー、ブログでもご紹介したネオンテトラコーデという出で立ちでした。

 

ネオンテトラ SMサイズ(約2cm)<15匹>[生体]

 

ねぇ!!本気で隠れる気ある!!???

朝6時の人通りの少ないこの街で一際派手ですけど??!!!

 

 ツッコミは心にしまい、対象のホシの写真を見せられ、頭に叩き込んだ上でマンションの向かいの道路から張り続ける我々。

 

 

なんだこれ。刑事の張り込みみたいだな。

アンパンと牛乳の差し入れまだー??

 

 

心の中で太陽にほえろ!のBGMを流しながらぼーっと考えていると彼からスッと差し出されたものが。

 

「これ、パワプロ。暇だと思って持ってきたよ。」

 

 

 

 

 

おっ…おぅ…

 

わし、20代やけんど。

これ中高生男子がよろこぶやつだろうよ。

優しさのベクトルがなんか違う…違うよ…

 

 

しかし実際死ぬほど暇なためパワプロを手にしてしまう私。

パワプロの面白さを説かれつつホシを待ち、朝も早よから路上でPSPに夢中になる我々。

 

 だいぶ不審者です。

 

 

朝7時を回った頃ネオンテトラが呟きます。

「もう起きてるのかなぁ?部屋番号はわかるんだけど建物の構造がわからないからどこが部屋かもわからないんだよね。」

 

そこでわしは閃き、スーモでマンションの空き情報と号室、部屋の見取り図と方角を照らし合わせ、

 

「この部屋の間取りと方角的に、○号室の部屋はあそこだね。まだカーテンがかかっているから寝ているのかな?」

 

とストーカー一歩手前な暴き方をしたところ

 

 

「えっ…すご…怖いんだけど…」

 

 

おい!!!わしの親切を!!なんなんだよ!!!!!

感謝こそされても引かれる筋合いはねぇよ!!

 

 

時計も10時を回りパワプロにも飽き、まだ出てこないホシに痺れを切らしたころ、

 

 

「はい!次はこれ!!」

 

 

支給されたのは

 

 

 

 

 

 

 

ウイイレ

 

あっ、うん…ありがとう…

 

優しさのベクトルがなんか…(本日2回目)

 

 

 

そんなこんなで数時間張り込み、昼近くマンションの入口から出てくるホシを発見。

   

 

「隠れろ!!追うぞ!!」

 

 

 

と意気込むネオンテトラ

うん、やっぱりそのコーディネートめちゃくちゃ目立ってるよ!!

 

街一番のド派手男、ネオンテトラは私の陰に隠れながら撮影を続け、ホシが近所で用事を済ませる様子等を収めることに成功。

 

当日ドキュメンタリー映像は好評をいただいたらしいのですが、私はただ立ちながらパワプロウイイレへの造詣を深めつつ縁もゆかりもない男をストーカーし、ネオンテトラの壁になるという人生の中でトップ3に入るであろう無駄な時間を過ごしたのでした。

 

 

顔がイケメンだからってノリで付き合うのは良くない。よくないね…

 

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間違いだらけの婚活にサヨナラ!
 

 

 

出会いの取り違えで援交させられそうになった話

 

婚活アプリの普及により、わたしの周りでもアプリを始めたとか結婚したとかそんな話を以前より聞くようになりました。

待ち合わせスポットでもたまに「初めまして〜」とやっている光景を目にすると、もしかしてアプリでの初アポかな?と想像を膨らませたりします。

でもアプリがこれだけ広まると、待ち合わせスポットで同じ時間に約束してる人達なんてざらにいると思うんです。写メが盛られてることもあるわけだし、量産型女子大生タイプの風貌だったりすると判別ができず出会いを取り違えたりしないのかな?とふと思った時、私の記憶の扉が一つ開いたのでその時の話をしたいと思います。

 

 

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↑この感じでさらに写メ加工されてたらもう皆同じじゃね?

 


それは今から1◯年前。
将来こんなにも婚活に迷走しているとは知るよしもない、それはピュアな女子高生でした。


忘れもしないその日、私は新宿のマックの前で友達と待ち合わせしていました。
大きめニットにミニスカート、ルーズソックスに茶髪という時代を感じさせる制服スタイルでケータイをいじりながら待っていたわけです。


その頃はガラケーでやり取りももちろんラインなどは無く、メールか電話が主流。ケータイも新機種が出るたびに着メロの和音数やカメラの画素数が増えていき、Nシリーズのパカパカケータイが死ぬほど流行ったあの頃です。

 


少し早く着きすぎたな。
マックの前で待ちぼうけしていると突然「お待たせ!!」と声をかけられました。

 


見知らぬおっさんに。

 


え?なんなん?誰?!

 


と考える隙も与えさせないうちに、「じゃあ行こうか!!」と腕を掴まれ狭い路地に連れて行かれる将来婚活に迷走(中略)ピュアJK。



え?えええ?!えっ!!??

 


動揺しすぎて意味がわからずキョどる私。
何かがおかしいと感じたおっさん。

 


「あれ?ゆみちゃんだよね?確認のためにケータイに電話するね。」

 


とその場で私の知らないゆみちゃんに電話をし始めます。

その瞬間鳴り響く私のケータイ。
待ち合わせ場所にいない私に友達が丁度タイミング悪く電話をしてきたのです。

 


私の着信画面には友達の名前。
おっさんの発信先はゆみちゃん。

 


モーセもびっくりの奇跡が起き、おっさんは私をゆみちゃん認定し「じゃあ行こう!」と改めて腕を引きます。


わし!ゆみちゃんちゃう!!!


奇跡と一言に括ろうとも、モーセが導こうとした約束の地はカナン。
おっさんが導こうとしているゆみちゃんとの約束の地はホテル。


雲泥の差です。

 


このままではホテルへの道が開かれてしまう。モーセは海を割ったけどこのままでは私の股が割(以下自粛)


今ではこんな濁流のように淀んだ下ネタBBAに成り下がりましたが、まだ心が清流のようだった私は声が出ず、あわわわわわわと動揺し続けながら引きずられます。


しかし友達からの着信をお知らせするため依然として鳴り響く16和音の着メロ。


変態モーセおっさん「あれ?ゆみちゃんじゃないの?」

無言でうなずく私。


するとおっさんは引っ張っていたその手を離し走って逃げていきました。

 

こうして 将来婚活迷走ピュアJKのピュアの部分は無事守られたのでした。

将来婚活迷走予定の部分も現在まで守りぬいてるけど/(^o^)\

  

みなさんも取り違えには気をつけて素敵な出会いを。


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