男性見聞録

大和撫子とは対極にいる独身こじらせアラサーやまとなでし子の徒然クソ日記。合コン、婚活、過去出会った世にも不思議な男性達、日常についての備忘録。

合コンに行ったら死ぬかラインの返信をするか究極の二択を迫られたお話

それはバレンタインにほど近い頃、とある合コンで出会った男。

その友達の開く合コンは地雷が多い、とわかってはいたものの個室のドアを開けてはいってきたのは非常にオタク感溢れる男性とその愉快な仲間たち。

オタク特有のマジックテープのネックウォーマーをバリバリバリ!!!と勢いよく外す音を皮切りにその合コンは始まりました。

 

 

 


そのうちの一人の男性。

気に入った女の子がたくさんいた場合はどうしたらいいのか?なぜ気に入った皆に連絡を送ってはいけないのか!と熱弁する彼にその理由を説いた結果、めでたく、いや悲しくもロックオンされたのはこの私でした。

 

それから私は購読した覚えのないメルマガを受け取ることになります。

お礼メールが来たのでとりあえず返信、その後は飲み会で私が好きだと言った話題をひたすらに送ってくる。ここまでは別にいいのです。

私は興味がなかったので数日後に既読、適当にスタンプのみ返信等で気の無いアピールをしていたつもりでした。その後も情報をびた一文得ることができないメルマガがひたすら届くことになりましたが数日間未読→既読→スタンプのコンボでメルマガ購読解除されること祈っておりました

そしてバレンタインを目前とした日にまたもメルマガが。

 

「2/14空いてない?チョコちょうだいよ〜〜」

 


メルマガは一方的に受信し、自分にとって情報の必要性を取捨選択をすればいい。
しかしあろうことかこのメルマガはチョコをたかってきたのです。

 


メルマガの定義を揺るがす由々しき事態。

ウィキペディアでバレンタイン、本命チョコ、義理チョコの定義を調べようともこいつに該当するチョコレートはない。

ということで丁重にお断りしました。
しかしその後も誘いの連絡がしつこくくるため対応に困り、既読スルーを貫いていたところこのようなラインが。

 

「騙されたと思って俺のこと考えてみちゃいなよ(*^^*)後悔させないよ〜」

 

しかもなぜかマジックテープネックウォーマー男の写真付き。


断られた後シカトされ続けてこれを送れるメンタル…すごいぜ…
このラインを受信した時点ですでにとてつもない後悔の波が押し寄せているぞおい…

彼と人生で一瞬でも関わってしまった奇跡を誠に遺憾に思いつつ既読でそっ閉じしたところ、ほどなくして幹事である友達に男からこのような苦情ラインが。


「『なでしこちゃん、ダメならさっさと消えるなりブロックするなりして欲しいんだけど!シカトは…(以下既読にしていないため内容不明)』

こんなんきたからお望み通り私(友人)は未読ブロックするわ〜〜!なでしこもお好きに〜〜!」

 

シカトとブロックの違いとは?
シカトと消えるの違いとは?

 

返信をしないなら消えるなりして欲しい…

つまり返信するかこの世から私が消滅するかの二択ということか???

まさにDead or Reply

 

一度も戸籍を汚していない今!!私はまだ!!!!消滅したくない!!!!!


ということで、丁重にお断りしたところ


「あっそ」


と即返事が来たためそのままご希望通り未読ブロック致しました。


いろんな人がおりまんなぁ…

 

 

 

 

 

やまとなでし子@秋茄子は嫁も食べたい (@yamatonadeshi5) on Twitter

 

 

 

 

 

秒速で稼がない与沢翼から誕生日に生臭いものが送られてきた話

秒速で稼がない与沢翼シリーズ最終章です。

(与沢翼さん御本人とは一切関係はありません。)

 


第1章

秒速で稼がない方の与沢翼と付き合ったら、秒単位で管理された話 - 男性見聞録


第2章

秒速で稼がない与沢翼との3つのお約束を破ったら泣き喚かれた話 - 男性見聞録

第3章

秒速で稼がない与沢翼に別れを切り出したら監禁された話 - 男性見聞録

 

第4章

時給で稼ぐ与沢翼が鮭まるまる一匹を片手に実家に襲来してきた話 - 男性見聞録

 

 

別れを切り出そうとしたら監禁されたので、前向きに距離を起きたい♡と逃亡計画を図り、酒とばと一緒に抱きしめられたその後のお話。

 

それは私の誕生日。

自宅の呼び鈴がなり、荷物が届いたわよ〜という母の声。

差出人を見ると、そこには与沢の名前が…

 

忘れもしない誕生日の日にち指定、午前中希望のゆうパック

 

これは…一体?!?!

 

大きなその荷物を恐る恐る開けてみると、そこには私が貸した漫画本一式。

 

そして手紙が1通。

 

早速手紙を開封してみるとそこには私が居なくなったことの辛さ、私に言われたことを与沢がいかに改善すべく頑張っているかの近況が綴られていました。

 

そのまま読み進めていくと、

 

「なでし子のためにCDを作りました。聞いてください」

 

荷物の奥底にCDが1枚。

 

それは与沢がスタジオで熱唱したCD。

(演奏は素人の友人)

 

曲目は与沢が心酔してやまないL'〇rc~en~Ciel。

 

 

Winter fall

Winter fall

 

 

 

私はラルク嫌いと言っていたのに…バンプが好きだって言ってたのになぜその押し付けがましい選曲なんだよ!!!

(ラ〇クファンの方ごめんなさい。)

 

その先に綴られていたのは

 

「なでし子が好きなリプトンの応募シール、集めておいたから応募してね。」

 

???と思いCDの裏面を見るとそこには、

大量の大量のリプトン応募シールがびっしりと…

 

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(実物です)

 

 

リプトンの紙パックには携帯でプレゼント応募できるキャンペーンシールが付いており、リプトンを好んで飲んでいた私はよくそれに応募していたのです。

 

 ↑このタイプ

 

それを覚えていた与沢は推定二十数リットルものリプトンを飲み干し、シールを貼り付け、と思うと背筋が凍らずにはいられません。

 

 

そしてそこで私は違和感に気づきました。

 

 

手紙が…臭い…

 

 

なんていうか、生臭い…

例えるなら磯のような…

 

 

生臭い。イカ…いや、磯臭いとなると思い浮かぶのはただ一つ。

 

こ、これは…まさか…という恐怖に包まれながら私はそのまま手紙を読み進めました。

 

するとそこには

 

「あの時江ノ島で拾った貝だよ!」

 

その貝は与沢と江ノ島に行った時、生きていた小さな貝を持ち帰り与沢家の流しに置いたもの。

 

あれから早半年は経っている、それはそれは熟成された貝の死骸が同封されていたのです!!!

 

(磯臭いで卑猥な考えを起こした人は心が汚れていますね(´>ω∂`)☆猛省して下さい。)

 

いやいや!綺麗な白い貝ならまだわかるが、中身死んでるシジミみたいなちっこい黒い貝入れてどーすんだよ!!!

 

もはやテロだろ!!

 

その手紙はスグにゴミ箱の奥底へ沈ませ、CDは1度も聞かぬままタンスの奥に封印してあります。

 

友人からは私の結婚式の入場曲でかけろ!と言われていますがそれから早1〇年、まだかけるタイミングが訪れていません。笑

 

その後与沢から連絡はなく、やっと解放された時は長年の宿便が出きったような本当に身が軽くなった気持ちになりました。

 

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後に与沢に彼女が出来たと友人より連絡がありました。被害者が増えていないことを祈るばかりです…このブログを読んで与沢に心当たりのあるお茶の水〇子出身の方飲みましょう。奢ります。笑

 

 

◆追記

一度も聞くことがなかったこのCD。

1◯年の時を経て、一人で聞くの怖すぎて、友達と聞く会を開催したんですよ。

 

CDケースからCD取った瞬間悶絶しました…

 

そこには沢山の♡を繋げて書かれたLOVEの文字…

 

悶絶!!!!

鳥肌に包まれながらCDをかけると、間には私に向けたMCが挟まれており、私のHPは0になりました…

 

 

誰か瀕死の私をポケモンセンターに連れてって…

 

 

ティンティンティロリン♪(回復の音楽)

 

 


 

告白

告白

 

 

 

 

時給で稼ぐ与沢翼が鮭まるまる一匹を片手に実家に襲来してきた話

イタリアンの超名店、サイゼリ◯のおかげで秒速で稼がない与沢翼から時給で稼ぐ与沢翼にメガ進化した、与沢翼似元カレシリーズ第4章です。 

(与沢翼さんとは一切関係はありません。)


第1章

秒速で稼がない方の与沢翼と付き合ったら、秒単位で管理された話 - 男性見聞録


第2章

秒速で稼がない与沢翼との3つのお約束を破ったら泣き喚かれた話 - 男性見聞録

第3章

秒速で稼がない与沢翼に別れを切り出したら監禁された話 - 男性見聞録

 


前回、与沢に別れを切り出したところ監禁されたため、前向きに距離を置くという嘘をついてトンズラをしようと画策していた私。

 


それからというもの、壁のように文字がそびえ立つ与沢通信不定期で送られてくるようになりました。


メルマガ解除方法がわからないまま数週間経った頃、また一通のメールが届きました。

しかし、その日の与沢通信はいつもと様子が違っていたのです。
そこには短文でこう綴られていました。


「今なでし子の家の近くまで来てる。お土産持ってきてるから来て欲しい」

 

 

なん…だと…?!!?

 


我が家の近所に与沢が?!!
このまま放置して我が家の呼び鈴を鳴らされ、親もいる中で立ち回られては困る!!!

 


沈黙を守っていた私もこれには慌てて返事をし、近所のとあるスポットで落ち合うこととなりました。


しかしスポットにたどり着く前に路上で与沢に会ってしまった私。
その瞬間与沢は私の元に走り寄り、号泣します。


「会いたかった!!!!これ、なでし子が好きなヤツ、お土産で買ってきたから…」


与沢のその手に握られていたのは、鮭とば。 


ご存知ですか?鮭とば
鮭を乾燥させた珍味です。 

 


この鮭とば、通常はこのように鮭の身が切り分けられた形で売られているのですが、与沢が私のために買ってきてくれたのは鮭まるまる一匹の珍しいタイプ。

 

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確かに私は鮭とばが大好物です。

それを覚えていた与沢は私への愛情ゆえに1番大きくて立派なのを買ってきてくれたのでしょう。

 

ふくよかなオトコが鮭をまるまる片手に立っている様子は鮭を仕留めた熊さながら。

まさに獲ったどーー!!状態

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そして号泣しながら私を抱きしめます。


もちろん鮭まるまる一匹を片手に。 


これがオシャレなドラマなら手にしているのは花束や指輪なのでしょう。


しかしこれは与沢とブスのラブストーリー。


鮭とばです。


しかも考えてください。鮭はデカイんです。


自分の体の半分はありそうな鮭とばと共に抱きしめられている私
そしてご近所、路上。
相手は与沢翼似の男。

 

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伝われこのデカさ!!


ロマンティックのかけらもないどころか最悪の状況です。


生まれ育ったこの街で鮭とばと共に号泣する与沢に抱きしめられている様子を見られたら、私を赤子の時から知るご近所さんがなんと思うことか!!


あら〜鮭と男を侍らせて泣かせるなんて大人になったわね〜と目を細めてくれるジジババは断じておりません。


噂になってしまったらたまったもんじゃない!


しかし前回力技で監禁しようとしてきた男。無下にはできません。
ひたすら鮭とばと与沢の隙間に顔を隠し、ご近所さんに顔バレしないように与沢と鮭とばに包まれたのでした。


与沢は私の気持ちをどうにか自分に向けようと必死に思いを伝えてきましたが、成長してるね☆もっと頑張れ☆と無事お帰り頂くことに成功。


平穏な住宅街に突如出没した与沢を放流したのでした。


ちなみに鮭とばは美味しくいただきました。


〜続く〜